死母性の庭(3) 【ネタバレ】 感想 【豊子 理想の幸福像が徐々に崩壊していく恐怖】

こんにちは! まんが大好きの美咲です!

投稿以来。大変反響が大きい

マンガ「死母性の庭」ですが

昨日からは新展開が始まりましたね!

前回のあらすじは->コチラ

今日も目が離せない展開になりそうです!!

それでは

感想とネタバレをお送りしますね

 



洋平にあてがった女、由貴から

あなたは幸せではないと言われ

豊子はずっとそのことを考えていました。

 

それから2年たち

洋平はすっかり豊子のことを毛嫌いし

娘のみゆきも豊子のことを

苦手としているようでした。

 

家には

ひっきりなしに

無言電話がかかってきて

そのストレスから

豊子は万引きをして

警察に引き渡されてしまいます。

 

たまたまやってきた

警察官が豊子の

中学の同級生ということもあり

何とかその場でことを

収めることができました。

 

豊子は日ごろの欲求不満から

その祥嗣と関係を持つようになり

今抱えている

すべての悩みから

逃れようともがきます。

 

しかし

みゆきが突然

大学を辞めると言い

家を出ていき

夫は浮気を続け

洋一からはさらに軽蔑され

どんどん豊子の臨んだ幸せの形からは

かけ離れていきました。

 

ついに

万引きしたことも

町の人たちの知る話となり

絵画教室に訪れる人は

いなくななり

夫からも責められ

夫の浮気も言及してしまいます。

 

そして洋一も

あれだけ豊子が望んで入った

T大をやめると言い出し

もはや取り返しが

つかない状態になってしまいました。

 

そこで由貴の言った

言葉をあらためて思い出し

自分には何もなくなってしまったと

幸せだったころを

思い出すしかありませんでした。

 

自業自得と言わざるを得ませんが

豊子は常に由貴の言葉に縛られて

その言葉通りに幸せだった生活から

一気に崩落していってしまいました。

 

外から見たら

素敵な家族でも

少し中を覗けばその関係は

とても歪で

娘の外見を常に虐げ

息子の行動を支配したがる母親

外に女性を作って家庭に無関心な父親

知らない間に中絶し家を出る娘など

家族はバラバラになっています。

 

どこがきっかけで

いつから家族の気持ちが

離れてしまったのか

もう豊子には

きっとわからないことだと思います。

 

この家族がどんな風に

再生していくのか

もしくは崩壊していくのか

ここからさらに気になるところです。

 

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