死母性の庭(5) 【ネタバレ】 感想 【洋平 共依存しあう母と息子の壊れた関係】

 

こんにちは、マンガ大好きの美咲です!

大変好評だった連載もいよいよ大詰めを迎えます!

いままでのあらすじは->コチラ

本日も皆様から大変反響が大きい

マンガ「死母性の庭」の

感想とネタバレをお送りしますね

 



洋平は豊子にとって

自慢の息子で

幼いころからずっと溺愛して

育てていました。

 

そのため

洋平にとっても母親は

特別な存在で

6歳になっても

母親の胸を吸って

生活している

おかしな親子関係が続いていました。

 

しかし豊子の干渉は

さらにエスカレートしていき

思春期を迎えた

小学生の洋平の様々な

体の変化にまで手を加え

恋愛事情も

すべて把握しないと

気が済まないようになっていました。

 

そして洋平は

自分が抱える母への思いに

一人悶々と悩むようになっていました。

 

高校に上がって

トオルという親友ができ

つるむようになると

そのトオルに洋平は

マザコンだと指摘されます。

 

何をやっても

母親に支配されている洋平は

ある日母親を押し倒し

昔のように母の胸に顔をうずめますが

そこで母親に拒絶され

もう自分の居場所は

そこにはないということを悟ります。

 

その後信じていたトオルから

ずっと好きだったと告白され

断ったトオルが

自分の目の前で屋上から飛び降りて

なくなってしまいました。

 

自分は誰にも勝てないんじゃないか

 

トオルがいなくなって

初めて学年トップにたった洋平は

自分がどんどんおかしくなっていると

思い始めていました。

 

あれだけ

主席にこだわっていた母親も

洋平がT大に入ったとたん

満足したのかもう大人なんだからと

何も言わなくなりました。

 

今までずっと母親に

知らずのうちに縛られ

振り回されていた分

指標を失った洋平は

どうすればいいのか

わからなくなってしまいました。

 

息子を溺愛し

すべてを支配していたはずの母親は

そんな息子の状態に気づきません。

 

洋平は信じるものをすべて失い

今まで知らずのうちに

母親の意思で動かされてきた分

何を目標にすればいいのかわからないのだと思います。

 

この親子はお互いに依存しあい

近くに居過ぎた結果

本当にお互いが必要なものが

見えなくなってしまったんだなと思いました。

 

特に母親は

自分の息子を

自分のおもちゃのように扱って

周りに自慢したいがために

振り回して来た結果

息子が壊れてしまったこと

深く反省すべきだと思いました。

 

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