家族再生(1)【ネタバレ】感想【共依存しあう母と娘の歪んだ絆!】

こんにちは!

マンガ大好きの美咲です!

今日は社会的な問題を訴えるマンガ

曽根富美子先生の「家族再生」をご紹介いたします!

「家族再生」はまんが王国で読むことができます。

私はまんが王国で無料試し読みしました。

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この話の主人公は

菊地恵子という中学三年生の女の子です。

 

母親に付き添われ精神科にやってきて

治療を始めますが

症状は主に失神発作

頭痛、悪心を訴えており

その原因は精神的なもの

にあると考えられています。

 

初めは体育の授業後に意識を失い

その後授業中などにいきなり倒れるなどが

2,3日おきに起こるようになりました。

 

治療の一環として

恵子に家族の絵を描かせる

と自分と妹、そして母親を描きました。

 

母親が妹の哺乳瓶を取ろうとしているところを

自分が笑ってみている絵ですが

母親はとても男性的に描かれ

上のほうには

黒く塗りつぶしたような跡もありました。

 

ぽつぽつと

母親が語る恵子の家庭事情は

とても複雑で

本当の父親は

恵子が2歳のころに出ていき

その後母親が新しい男を

家に連れてきました。

 

その男はお金にだらしがなく

母にも暴力をふるうような男でしたが

ずるずるとその関係は続き

やがて妹が生まれました。

 

そして『ちょっと酷いこと』

が起こり母と娘たちは

ようやく男のもとを去っていきます。

 

しかし不幸は重なるもので

少し目を離したすきに

妹の目にほおって置いた

ハサミが突き刺さり

妹は身体障碍者となってしまいました。

 

最初の離婚からずっとそばで

母親を支え常に母親の動向に

気を配ってきた恵子は

妹の事故について更に責任を感じて

もはや捕らわれたように

母親に尽くすばかりに

なってしまいました。

 

それは母親も同じで

恵子が中学卒業後

家を離れることを

良しとしません。

 

共依存のように執着しあう

母と娘は自らはそれに気づくことなく

お互いの足を引っ張り合うように

生きていくしかないのかもしれません。

 

そして二人がずっと蓋をし続けてきた

『ちょっと酷いこと』

先生の前で話すことによって

何かがはじけたように

変わっていくのです。

 

二人はどのように

治療を終えていくのか

そして恵子が描いた家族画

は何を意味するのか

読み進めるうちに

この家族の本当の姿が見えてきます。

 

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