家族再生（2）【ネタバレ】感想【暴力の焦点　子離れ、親離れができない母と息子】

こんにちは！

マンガ大好きの美咲です！

今日は社会的な問題を訴えるマンガ

曽根富美子先生の「家族再生」をご紹介いたします！

「家族再生」はまんが王国で読むことができます。

私はまんが王国で無料試し読みしました。

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家庭内暴力がひどくなり

相談に来た橋本一家は

家族全員で治療にあたることに

なりました。

 

当事者の邦夫は

カウンセリング中我関せずな態度で

反省の色はありません。

 

いつもの原因は

母親の過干渉にあり

邦夫が勉強しないことを

強く母親が注意することから

暴力が始まるようでした。

 

そして父親の哲男は

少し前まで自分が酒に酔うと

家族に暴力をふるっていたくせに

そのことは棚に上げ

すべて母と息子の関係が

深すぎることにあると

自分の行いを顧みることはしません。

 

姉と妹はそんな家族に

半ばあきれ気味で

父親の暴力にも

邦夫の暴力にも

うんざりしながら自分たちは関係なく

カウンセリング自体にも

協力することが遺憾であるようでした。

 

そんなカウンセリングでしたが

医師たちの指示のもと

話題を変えていったり

自分たちのことを話させたり

時に家族だけで部屋に残したりするうちに

徐々に家族の本来の姿が見えてきました。

 

その後カウンセリング内で決めた

家族の取り決めは

母親が邦夫に注意をしたら

罰金2000円

邦夫が暴力行為をしたら

罰金2000円

長女の美恵子が自宅にいるとき

母親を止められなかった場合

美恵子が罰金2000円

そして父親邦夫も

罰金のたびに姉以外の金銭を

負担していきそのお金は

すべてを記録する次女由布子へと

集められることになりました。

 

カウンセリングを続けるうちに

見えてくる家族の隠したい歪みに

この家族の抱える

問題の大きさを目の当たりにしてしまいます。

 

特に母親のことをないがしろにし

家庭で暴れている長男邦夫が

実際はとことん母親に甘えていて

それを暴力という形で

あらわしているところは

父親の暴力による影響が大きく

そして知らず知らずのうちに

毛嫌いしている父親に

邦夫は性格が似てきてしまっています。

 

揉めながらも

何とかこのルールを決め

すぐに実行し始めた橋本一家でしたが

こんなルールで果たして

家庭内暴力や

歪んだ家族は再生することが

出来るのでしょうか？

 

是非この家族の再生の行方を

実際に見てみてください！

 

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