透明なゆりかご（3）【ネタバレ】感想【産科危機　生まれて間もない赤ちゃんが伝える生きる希望】

こんにちは！

マンガ大好きの美咲です！

今日も社会的な問題を訴えるマンガ

「透明なゆりかご」をご紹介いたします！

「透明なゆりかご」はまんが王国で読むことができます。

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双子出産時出血多量の

不慮の事故で

母親が死亡するという

悲しい事件が起こってしまいました。

 

父親である浜田さんは

病院で人殺しと怒鳴り散らし

病院を訴えると言います。

 

病院側としても

なぜこのようなことが起きてしまったのか

解決に向けて話し合うしかほかなく

ただショックを受けるばかりでしたが

後日浜田さんが

自ら裁判はせず示談にすると

申し出てくれます。

 

沖田は浜田さんに

心境の変化を尋ねると

双子の存在がすべてを変えてくれた

と話します。

 

病院での記憶はほとんど抜け落ち

気付くと火葬場で

妻の遺灰を抱えていたそうです。

 

その後何度も死のうとするたびに

双子がミルクを求めて

泣く声に止められ

そのうちに

生きる気力がわいてきたそうです。

 

双子を守ってやれるのは

父親である自分だけであることが

生きる希望につながったのでした。

 

赤ちゃんを育てるということは

とても大変ですし

何も語ってくれませんが

そこに存在するというだけで

確かに救われる気持ちはあり

考え方も変わっていくのだと思います。

 

それだけ赤ちゃんは

大きなパワーをもって

生まれてくるのだな

と小さな命の素晴らしさを

感じた作品でした。

 

そして亡くなった

奥様の忘れ形見として

双子がそばにいるだけで

寂しさも埋められるのではないか

と思います。

 

それと同時に

出産には危険がつきもので

命を懸けて行うことだと

改めて感じました。

 

多くの人が

何事もなく出産に至っていますが

それでも出産は事故がつきもので

それはその時にならないと

わからないものなのだなと

少し恐ろしくもありました。

 

ただ

その命を懸けて行う出産の先に

何事にも代えがたい

我が子を抱ける幸せ

が待っているからこそ

女性は頑張ることができるのかもしれません。

 

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